1対1に強くなる!オフェンス・ディフェンスの練習方法を徹底解説


トップ選手のほとんどは1対1に強い自信を持っており、個の力で相手チームを制圧することも少なくありません。
これらはオフェンス・ディフェンスともにいえることで、普段の練習で鍛えることにより個人だけでなくチームとしても総合的に強さを増します。
そこで今回は、1対1で負けないための必要な能力や練習方法などを解説していきます。
目次
1.1対1で負けないための必要な能力
(1)フィジカルや体の使い方
(2)突破力
(3)幅広い選択肢を持っていること
(4)相手の攻撃を読む力
2.1対1に強くなる練習方法(オフェンス編)
(1)さまざまなフェイントを習得する
(2)緩急のあるドリブルを身に付ける
3.1対1に強くなる練習方法(ディフェンス編)
(1)進行方向を限定させる
(2)前を向かせない体の寄せ方
4.まとめ
目次
1.1対1で負けないための必要な能力
1対1で負けないためには個人の能力が高いことは必須です。
ここからは、具体的にどういった能力が求められるかをピックアップして解説していきます。
(1)フィジカルや体の使い方

攻撃・守備を問わず1対1で負けないためには、当たり負けをしないフィジカル(体力・体幹・身体能力など)が求められます。
しかし、成長過程の段階ではフィジカルの強さにも限りがあることから、身体をうまく使ったボールキープも重要な能力になりえます。
身体があまり大きくなくとも、腕を使って自分の領域に相手を入れ込ませないテクニックがあればカバーできます。
(2)突破力

ブラジル代表のネイマールやポルトガル代表のC・ロナウドなど、世界有数のスター選手は群を抜いた突破力を持ち合わせていることから、1対1の局面でも競り負けることは多くありません。
突破力が高ければ個の力で状況を打開し、より多くのチャンスを創出できます。
テクニックで相手を翻弄すること、スピードで置き去りにすることなどの突破力が1対1で負けないためには必要な要素といえます。
(3)幅広い選択肢を持っていること

1対1で負けないためには、どのプレーにおいても複数の選択肢を保有していることです。
同じフェイントばかり、右足でしかシュートを打たないなど、プレースタイルがワンパターンでは試合の経過とともに相手に行動パターンを予測され、思惑通りのプレーができなくなることも少なくありません。
したがって、相手に「次はどういったプレーをしてくるのか」と悩ませる豊富な選択肢を持っていることが1対1で負けないための必須な能力です。
(4)相手の攻撃を読む力

一方、ディフェンスの場合は1対1で負けないための洞察力が必要です。
相手の動きを読み取るには、動きある試合のなかでいかに観察し、どれだけ「クセ」を見つけられるかが鍵といえます。
1対1で対峙したときに、目線と次の動きの関連性、各状況での判断基準などのクセを突き止められたのならば、それを逆手にさらに先の対策を講じることも可能となるため、相手の攻撃を読む力はディフェンスにマストの能力と言い換えられます。
2.1対1に強くなる練習方法(オフェンス編)
攻撃しているときに1対1が強い選手は、味方には心強く、相手には脅威となりえます。攻撃力を上げるうえでチームとしてだけでなく個の能力を上げることも重要なポイントです。
ここからは、1対1に強くなる練習「オフェンス編」を紹介していきます。
(1)さまざまなフェイントを習得する

フェイントは1対1の状況で相手を抜き去るためには必須のテクニックです。
フェイントにはシザース・クライフターン・エラシコなどのさまざまな種類があり、上述したように得意なものをひとつでも多くした方が有利な状況を生み出せます。
はじめのうちはカラーコーンやマーカーをディフェンスに見立て、繰り返し身体に覚えさせることからはじめてましょう。
慣れてきたら実際にディフェンスと対峙して、本番さながらの1対1トレーニングを実施してください。
(2)緩急のあるドリブルを身に付ける

オフェンス時に1対1の局面で負けないためには、ドリブルに緩急をつけることで抜きパターンの幅も広がります。
緩急があるドリブルはタイミングが計られづらく、難しいフェイントをしなくてもディフェンスをいとも簡単にかわしやすくなります。
緩急をつけるドリブル例は、ワンタッチ目でボールを左右どちらかの足に動かし、受けた側の足で一気に前へ運ぶ「ダブルタッチ」です。緩急とともにボールを動かす幅も意識することで、より1対1で有効な技になります。
3.1対1に強くなる練習方法(ディフェンス編)
能力の高いディフェンダーの条件のひとつに、1対1でもかわされにくいことが挙げられます。
ここからは、1対1に強くなる練習「ディフェンス編」を紹介していきます。
(1)進行方向を限定させる

1対1の局面で抜かれにくくするためには、相手の進行方向を限定させることが重要です。
例えば右サイドで守備をしている場合、左足を前にして半身の状態を保ち、相手を中央ではなく外へ追いやるようにディフェンスをします。
方向的に相手を縦にしか進ませないことで、味方も次のコースを限定できるため守りやすくなるうえ、タッチライン際に追い込むことで相手のプレーの幅が狭くなることから、1対1で負けにくくなります。
(2)前を向かせない体の寄せ方

簡単に前を向かせないことはディフェンスの基本です。
前を向かせることはシュートを打たれる危険性を伴うため、いかにゴールへ近づけさせない動きをとれるかがポイントとなりますが、それと同時にプレッシャーのかけ方も気をつけなければなりません。
寄りすぎず、遠すぎず。
近寄りすぎては瞬時にかわされる可能性が高くなり、距離を空け過ぎても容易く自由な行動をされかねません。
片手を少し伸ばして軽く相手に触れる程度の距離を保ち、姿勢を落として半身になった状態で股の間からボールの行方をうかがいましょう。
4.まとめ

オフェンス・ディフェンスともに1対1で負けないことで、間違いなくチームは強くなります。
世界の名プレイヤーたちは1対1の強さで結果を出しているといっても過言ではありません。
身体能力に恵まれていないからと諦めるのではなく、テクニックでもカバーできることを知っておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
是非参考にしてみてください(^o^)/!
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