意外と知らないビタミンのこと!

みなさん、こんにちは!
栄養で身体のパフォーマンスを上げる!
カラダツクルの久保です。
「ビタミン」ってひとと括りに
すると簡単にまとめれてしまうのですが、
結構、細かく分かれています。
ビタミンは、ビタミンB群、
Cなどの水溶性ビタミンと、
ビタミンD,A,K,Eの脂溶性ビタミン
とたくさんの種類があります。
それぞれのビタミンの特徴や作用に
ついてすべて解説したいくらいですが、
今回はその中でも質問が多く、
知ってほしいことを絞って解説しますね!
①アスリートが不足しがちな
ビタミンってなんですか?
基本的にビタミン不足のアスリートは
多いのですが、やはり多いのは、ビタミンB群とビタミンCです。
この二つは水溶性ビタミンのため、
すぐに汗などで身体の外に出て行ってしまいます。
また身体になかなかストックできない栄養素なので、
こまめにしっかり摂っていくことが求められます。
>ビタミンB群
代謝に関わる大切な栄養素です。
これがしっかり摂れるアスリートは、
代謝がうまく回り始めますので、
疲労感や倦怠感などが少なくなったり、
ウエイトコントロールがしやすくなったり、
様々な嬉しい反応があります。
食品で言うと、
穀類・肉・魚卵・大豆製品などに多く入っています。
>ビタミンC
ストレス対抗ビタミンです。
アスリートは過度な運動だけでなく、
紫外線や心身のストレス(プレッシャーや緊張感など)
で身体は多くのストレスを感じます。
このストレスに対抗していくためには
ビタミンCがすごく大切な栄養素なのです。
食品でいうと野菜・果物・イモ類に多く入っています。
②野菜を摂っていればビタミンは
しっかり摂りきれていますよね?
これは「NO」です
ビタミン=野菜
そんなイメージが多いようですが、
それがすべてではありません。
例えば、先ほど説明したビタミンB群。
これらは野菜よりも肉・魚・卵・
大豆製品に多く入っていることが多いです。
特に酸素を運ぶ上で大切な赤血球を
つくるビタミンB12は野菜類に
あまり含まれていないので、
野菜中心の生活スタイルの方は不足しがちです。
野菜だけ食べていればOK!
と思っているアスリートは要注意です。
③ビタミンのサプリメントはどう思いますか?
僕の考えは使用してもいいと思っています。
むしろ使用しないと補給しきれていないかと。
食品で必要な量を摂れると良いのですが、
難しい場合が多いかと思います。
過酷なトレーニングでそもそも消耗量が多かったり、
遠征が多く満足に食事が摂れなかったり、
アスリートは、食事だけで必要量を
摂取することが難しい場合が多いと思うのです。
食事をベースに、足りない場合は、
サプリメントを併用していくことをオススメします!
④摂るならやっぱりマルチビタミンですか?
これは、基本的には「YES」。
栄養はチームで働きますので、
ベースの底上げのために
マルチビタミンから飲んでみる
ことはオススメしています。
ただ、食事が野菜ばかりで動物性食品などが
少ないなと判断した時や、
逆にたくさんの糖質や脂質などを食べる
(カロリーをしっかり摂る)などの場合は、
補助としてのビタミンB群の必要量が上がりますので、
ビタミンB群のサプリメントをオススメすることもあります。
自分に必要なものをしっかり
選べるように知識をつけたり、
相談できる栄養士などの
専門家を近くに置く事は大事ですね。
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